都内最大級の広さを誇る水元公園。春には美しい桜が咲き誇り、秋にはメタセコイア林が紅葉で色づく、四季折々の景色が楽しめる人気スポットです。
しかし、「水元公園に行きたいけど、どうやって行けばいいの?」と悩む方も多いはず。
結論:水元公園へは路線バスが一番便利です!
バスをおすすめする理由は3つです。
- 体力温存できる – 最寄り駅から公園まで距離があるため、徒歩だと疲れてしまいます
- 目的地の近くまで直行 – バス停が公園内に複数あり、行きたい場所のそばで降りられます
- 大荷物でも安心 – ピクニック用品やカメラ機材など、荷物が多くても楽々移動できます
この記事では、初めて水元公園を訪れる方でも迷わないよう、バスの乗り方から降りる場所まで、わかりやすく徹底解説します。
基本知識:水元公園へ行けるバス路線の全体像

水元公園へアクセスできるバス路線は、出発する駅によって異なります。まずは全体像を把握しましょう。
【パターン1】金町駅から → 6路線利用可能
利用できる路線: JR常磐線・京成金町線
都心や千葉方面から来る方は、金町駅からのバスが最も便利です。
利用できるバス路線:
- 63番(最も便利だが期間限定)
- 61番(本数が多く年中利用可能)
- 62番(最短ルート)
- 50番、52番、54番(公園東側へ)
【パターン2】三郷中央駅から → 2路線利用可能
利用できる路線: つくばエクスプレス
つくばエクスプレス沿線から来る方におすすめです。
利用できるバス路線:
- 52番
- 54番
【パターン3】三郷駅・新三郷駅から → 1路線利用可能
利用できる路線: JR武蔵野線
埼玉県内から来る方は、武蔵野線経由でアクセスできます。
利用できるバス路線:
- 52番
目的別:おすすめバス路線の選び方
どのバスに乗るべきか迷ったら、以下のフローチャートを参考にしてください。
【ケース1】土日祝日に訪問&公園内をぐるっと回りたい → 63番がベスト
63番バス(水元公園循環バス)の特徴
- 別名: 「ファミリーシャトル」
- 運行期間: 3月〜11月の土・日・祝日のみ
- 乗り場: 金町駅南口 7番乗り場
- 運行間隔: 約1時間に1本

最新版は京成バスの公式サイトでご確認ください。
なぜ63番が便利?
公園に沿って走るので、降りたい場所を自由に選べます。利用できるバス停は全部で8つ!
- 水産試験場跡
- 松浦の鐘
- はなしょうぶ園
- 水元大橋・噴水広場
- ポプラ並木
- バーベキュー広場・冒険広場入口
- 水元かわせみの里
- 水元公園内溜

注意点
冬季(12月〜2月)や平日は運行していません。その場合は次の61番か62番を利用しましょう。
【ケース2】平日や冬に訪問&待ち時間なく行きたい → 61番がベスト
61番バスの特徴
- 運行日: 年中無休
- 乗り場: 金町駅南口 4番乗り場
- 運行間隔: 10分に1本以上(待ち時間がほぼない!)

最新版は京成バスの公式サイトでご確認ください。
なぜ61番が便利?
本数が圧倒的に多いため、時刻表を気にせず駅に着いたらすぐ乗れます。バス停も多く、目的地に合わせて選べます。
利用できる主なバス停:
- 水元公園(最もポピュラー)
- しばられ地蔵
- 水元中学校
- 水元四丁目
- 水元小学校
- 水元そよかぜ園
- 水元五丁目
- 大場川

どのバス停からでも、徒歩5〜10分で水元公園に到着します。
初心者の方へ: 迷ったら「水元公園」バス停で降りるのが基本です!
【ケース3】最短時間で「水元公園」バス停へ → 62番がベスト
62番バスの特徴
- 運行日: 年中利用可能
- 乗り場: 金町駅北口 1番乗り場
- 運行間隔: 1時間に約5本
- 到着時間: 4つ目のバス停で「水元公園」到着

最新版は京成バスの公式サイトでご確認ください。
なぜ62番が最短?
61番は金町駅南口から出発するため少し遠回りしますが、62番は北口から出発し、わずか4つ目のバス停で到着します。
注意点
「水元公園」バス停以外は公園から遠いため、他の目的地には不向きです。
【ケース4】公園東側(金魚展示場・水辺の生き物館)へ → 52番・54番
52番・54番バスの特徴
- 乗り場: 金町駅南口 5番乗り場
- 降りるバス停: 「高須」「桜土手」
- 運行間隔: 52番は1時間に3〜4本、54番は1時間に1本

上記は52番の時刻表です。54番や最新の時刻表を知りたい方は、東武バスの公式サイトをご覧ください。
こんな方におすすめ
- 葛飾区金魚展示場を見たい
- 水辺の生き物館に行きたい
- 公園の東側エリアを中心に楽しみたい

豆知識
52番と54番は、三郷方面から来る場合も利用できます(ただし逆方向)。三郷中央駅から来る54番は高須と桜土手には止まらず、東金町運動場入口に止まるので注意。
【ケース5】東金町運動場へ → 50番
50番バスの特徴
- 乗り場: 金町駅南口 5番乗り場
- 降りるバス停: 「東金町運動場入口」
- 運行時間: 通勤時間帯のみ数本
注意点
運行本数が少ないため、50番を狙って待つよりも、同じ乗り場から出る52番・54番を利用する方が現実的です。
初心者向け:バスの乗り方ステップガイド
ステップ1:金町駅に到着したら
【南口を利用する場合】
- 4番乗り場 → 61番バス
- 5番乗り場 → 50番・52番・54番バス
- 7番乗り場 → 63番バス(土日祝日のみ)

【北口を利用する場合】
- 0番乗り場 → 62番バス
ステップ2:乗り場の確認
バス乗り場には番号が大きく表示されています。案内板で自分が乗りたいバスの番号を確認しましょう。
確認ポイント
- バスの系統番号(61、62、63など)
- 行き先表示
- 時刻表
ステップ3:バスに乗車
- バスが来たら、前方または中央のドアから乗ります
- 交通系ICカード(Suica、PASMOなど)をタッチ、または整理券を取ります
ステップ4:降車
- 降りたいバス停の名前がアナウンスされたら、降車ボタンを押します
- 後方のドアまたは前方のドアから降ります
- ICカードをタッチ、または運賃箱に料金を入れます
よくある質問(Q&A)

Q1:バスの運賃はいくらですか?
A: 距離によって異なりますが、金町駅から水元公園までは大人230円程度です。交通系ICカード(Suica、PASMO)が利用できます。
Q2:バスの時刻表はどこで確認できますか?
A: 61~63番は京成バスの公式サイト、50~54番は東武バスの公式サイトで確認できます。
Q3:63番バスは予約が必要ですか?
A: 予約不要です。通常の路線バスと同じように、乗り場に並んで乗車できます。
Q4:大きな荷物を持っていても乗れますか?
A: はい、バーベキュー用品やピクニックセットなど、一般的な荷物であれば問題なく乗車できます。
Q5:ベビーカーや車椅子でも利用できますか?
A: はい、バスはバリアフリー対応です。乗車の際は運転手さんにお声がけください。
混雑を避ける裏ワザ
【裏ワザ1】桜や紅葉シーズンは早朝を狙う
春の桜シーズン(3月下旬〜4月上旬)や秋の紅葉シーズン(11月中旬〜下旬)は、午前10時以降は大混雑します。
おすすめ時間帯: 午前8時〜9時
この時間帯なら、バスの座席にも余裕があり、公園内もゆったり楽しめます。
【裏ワザ2】61番バスを活用する
63番バスは便利ですが、土日祝日のみの運行で本数も少ないため、混雑しがちです。
61番バスなら本数が多く、10分に1本以上出ているため、待ち時間なくスムーズに乗車できます。
【裏ワザ3】帰りの時間をずらす
閉園時間近く(夕方16時〜17時頃)は、帰宅ラッシュでバスが満員になることがあります。
おすすめ: 15時頃までに帰路につくか、18時以降まで滞在する
まとめ:あなたにぴったりのバス路線はこれ!
土日祝日(3月〜11月)に行く方
→ 63番バスで公園内を巡りましょう
平日や冬に行く方
→ 61番バスが本数豊富で便利
最短時間で行きたい方
→ 62番バスで「水元公園」バス停へ直行
金魚展示場や水辺の生き物館に行きたい方
→ 52番・54番バスで「高須」バス停へ
初めての水元公園でも、このガイドがあれば大丈夫!バスを上手に使って、快適な公園散策を楽しんでください。



